3歳

レース展開

ニューウォークが隊列を率いる形、その直後にチョットヤバイヨネが取り付く

ニューウォークがハナを奪い、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にチョットヤバイヨネが続く。続いて、クエンカが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、エイリークは中団前寄り。ジャガーノートは中団馬群のちょうど真ん中を追走。キモンニコラスは中団後方の位置取り。後方3番手でじっくりと折り合いに専念するのはダノンメナージュ。後方2番手の位置で息を潜めて力をタメるのはトサノオウマサン。最後尾にナインパワーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

クエンカが取柄である自在性を駆使した隙のない取り口で優勝

先頭はニューウォークでリードは1馬身。単独の2番手にクエンカが続く。そのすぐ後ろ、エイリークが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるニューウォーク。そのまま押し切るかに思われたが、2番手にいたクエンカが次元の違う末脚を炸裂させてニューウォークを交わすと、最後はクビ差先着して勝利を決めた。2着のニューウォークから5馬身差の3着には、3番手の位置からゴールまでジンワリと伸びた7番人気のエイリークが入った。1番人気のチョットヤバイヨネは最後方にいたが伸びあぐねて9着に敗れた。2番人気のジャガーノートは中団前目にいたが末脚不発で4着に敗れた。