4歳以上500万下

レース展開

クロイツェルが先頭に立つ形、その半馬身後ろを進むオルロフ

先頭に躍り出たのはクロイツェル。半馬身のリードで集団を牽引。2番手にオルロフが続く。その少し後ろ、リッチガールが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはアドマイヤロワ。その1馬身後ろ、ミコラソンは中団前め。クリノクレオパトラとドラゴンマジックは中団馬群のど真ん中を併走。エリタージュゲランは中団後方の位置。タツゴウゲキは後方4番手に控えて前方各馬の出方をうかがう。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはマイネルレオーネ。2馬身以上離れて、後方2番手の位置で脚を溜めるのはビクトリーミノル。ポツンと離れたどん尻にクローディオがいる隊列で最初のコーナーを通過。

マイネルレオーネが卓出した決め脚を見せて前方の馬達を難なく抜き去る

先頭はクロイツェルでリードは1馬身。単独の2番手にオルロフが続く。その直後、ミコラソンとタツゴウゲキが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、6番手から抜け出したのはアドマイヤロワ。そのまま押し切るかに思われたが、中団後方にいた1番人気のマイネルレオーネが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた7頭を差し切り、最後は後続に3馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着には、中団の位置からスパッとキレる脚を見せたアドマイヤロワが続き、2着と2馬身半差の3着には、後方2番手の位置からゴールまでジワジワと伸びた12番人気のクリノクレオパトラが入った。そこから半馬身遅れた4着には、同じく後方2番手で直線を迎えた11番人気のビクトリーミノルが入線した。2番人気のミコラソンは好位にいたが最後一杯になって8着に敗れた。