一般C3九十十一

レース展開

オネダリが馬群を率いる形、直後の2番手にドリームマーチが取り付く

オネダリが主導権を握る恰好となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にドリームマーチが続く。そのすぐ後ろ、キスミーソフトリーが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはサンバノリズム。その1馬身後ろ、デトロイトスターは中団前目。ピエールフィンガー、バロテッリ、ラードーンらは中団後方の位置取り。ニシノセルヴァは後方4番手に待機して機をうかがう。後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはザマドラゴン。後方2番手の位置で悠悠と構えるのはサッポロローズ。最後方にファルファリーナがいる隊列で最初のコーナーを通過。

デトロイトスターが古豪の地力を示す様な迫力十分の走りで久しぶりの美酒

先頭はドリームマーチでリードは1馬身。単独の2番手にデトロイトスターが続く。そのあと、キスミーソフトリーが3番手。1馬身離れて、バロテッリが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける2番人気のドリームマーチ。そのまま押し切るかに思われたが、2番手にいたデトロイトスターが次元の違う末脚を炸裂させてドリームマーチを捉えると、最後はハナ差だけ先んじて勝利を物にした。2着のドリームマーチから5馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置から息の長い末脚を発揮したバロテッリが入った。そこから半馬身遅れた4着には、絶好位で直線を迎えた1番人気のキスミーソフトリーが入線した。