3歳未勝利

レース展開

アモローサが先陣を切る展開、そのすぐ後ろを追走するゲンティアナ

主導権を奪ったのはアモローサ。リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にゲンティアナが続く。そのあと、リアオリヴィアが3番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、レッドジェニファーは好位に収まる。先団後ろのポジションに付けたのはタマモケトル。その1馬身後ろ、カフジローズとスノーユニバンスは中団前め。少し差があって、カラミンサとリヴォルバーは中団馬群の丁度真ん中を併走。スズカシビルは中団後方の位置取り。その後ろ、クレスコマリンとパルメが11番手。フェータルイヴは後方4番手で他馬の出方をうかがう。後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはミカエリビジン。2馬身以上差があって、後方2番手の位置でじっと我慢して脚を溜めるのはジュンヴァルボンヌ。少し離れた最後尾にボニーゴールドがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ゲンティアナが持ち前の器用さを活かした手堅い取り口で初白星を挙げる

先頭はアモローサでリードは体半分。2番手にゲンティアナが続く。その直後、レッドジェニファー、リアオリヴィア、スノーユニバンスらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手にいたゲンティアナが一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に2馬身の差をつけてトップでゴールインした。2着には、3番手の位置から我慢強さが光る走りを見せたレッドジェニファーが続き、2着と1馬身3/4差の3着には、同じく3番手の位置から稟賦のガッツでゴールまで力戦したリアオリヴィアが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、同じく好位で直線を迎えた1番人気のスノーユニバンスが入線、さらにクビ差の5着には、中団後方にいたカラミンサが食い込んだ。2番人気のボニーゴールドは後方4番手にいたが伸びが甘くなり10着に敗れた。