レース展開

ドリームワンダーが後続を先導、2番手を進むマシェリーアンジュ

ドリームワンダーが主導権を握る恰好となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にマシェリーアンジュが続く。続いて、パレディウムが3番手の絶好位につける。そのあと、メディテーションは好位に収まる。先団後ろのポジションにいるのはマンハッタンクラブ。その1馬身後ろ、ヴィサージュは中団やや前。コズミックガールは中団馬群のちょうど真ん中を追走。テッペントッタルは中団後方の位置。その後ろ、スカイツリクィーンが9番手。サクラグロリアスは後方5番手に控えて前方各馬を見ながらの競馬。アラベスクシーズは後方4番手で前方各馬をうかがいながらの競馬。後方3番手でジックリと運ぶのはニューアルゴノーツ。後方2番手の位置でゆったりと構えるのはネコグンダン。最後方にバレンタインパパがいる隊列で最初のコーナーを通過。

モバダビカップ2013、サクラグロリアスが中団後方から一際際立つ決め脚を披露して前方の馬達を一気にねじ伏せる

先頭はマシェリーアンジュでリードは1馬身。2番手にドリームワンダーとメディテーションが続く。そのすぐ後ろ、パレディウムとスカイツリクィーンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、4番手から抜け出したのはスカイツリクィーン。そのまま押し切るかに見えたが、9番手にいたサクラグロリアスが次元の違う末脚を炸裂させてスカイツリクィーンを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着のスカイツリクィーンからハナ差の3着には、4番手の位置から天稟の我慢強さを発揮してゴールまで力走した2番人気のパレディウムが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、後方4番手で直線を迎えたアラベスクシーズが入線、さらにクビ差の5着には、途中から先頭に立ったマシェリーアンジュが食い込んだ。1番人気のヴィサージュは中団後方にいたが伸びあぐねて8着に敗れた。