レース展開

タイセイアズーロが集団を率いる展開、直後の位置にリリーパークが取り付く

タイセイアズーロが敢然と端をきり、後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にリリーパークが続く。その直後、ドスコが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、タカオスマイルとラディアンテは中団前め。コパノイノリは中団馬群の真ん中付近を追走。マジックラインは中団後方の位置取り。後方3番手で腰を落ち着けて運ぶのはアルゴフィリオ。後方2番手の位置で息を潜めて力をタメるのはサンウイング。最後方にマルディーニがいる隊列で最初のコーナーを通過。

SORACHI1984賞、タカオスマイルが敢闘精神を発揮して直線の紙一重の鬩ぎ合いを辛くして物にする

先頭はラディアンテでリードは1馬身。2番手にタイセイアズーロとリリーパークが続く。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続ける2番人気のラディアンテ。そのまま押し切るかに見えたが、中団前目にいたタカオスマイルが次元の違う末脚を炸裂させてラディアンテを捉えると、最後はアタマ差だけ先んじてトップでゴールインした。2着のラディアンテから4馬身差の3着には、2番手の位置からゴールまでジワジワと伸びたタイセイアズーロが入った。1番人気のリリーパークは2番手にいたが見せ場なく4着に敗れた。