2019ヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド中山2戦

レース展開

シゲルポインターが端に立つ形、僅差でダイシンインディーが続く

シゲルポインターが主導権を握り、僅かなリードで一団を引っ張っていく。2番手にダイシンインディーが続く。その直後、ホノカが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはクアトレフォイルとピボットポイント。少し空いて、オンザロックス、アルマスティング、シゲルヒスイらは中団前め。コロニアルスタイルは中団後方の位置。ケイツーリラは後方5番手に控えて他馬の出方をうかがう。トレンドラインは後方4番手で機を待つ。後方3番手でじっくりと運ぶのはリョウランヒーロー。少し離れて、後方2番手の位置で息を潜めて末脚を温存するのはテンノサクラコ。殿にワイルドゲームがいる隊列で最初のコーナーを通過。

2019ヤングJシリーズファイナルラウンド中山2戦、リョウランヒーローが捲り気味に押し上げる積極的なレーススタイルで4勝目を手にする

先頭はシゲルポインターでリードは1馬身。2番手にワイルドゲーム、ダイシンインディー、ホノカらが続く。そのすぐ後ろ、リョウランヒーローが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、絶好位まで進出していたリョウランヒーローが前を交わして先頭に立つと、不屈の闘魂で渋太く末脚を持続させ、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を掴んだ。2着には、中団後方の位置から目を引く伸び脚で猛追した2番人気のトレンドラインが続き、2着とハナ差の3着には、同じく中団後方の位置から息の長い末脚を披露したアルマスティングが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたピボットポイントが入線、さらに1馬身3/4差の5着には、最後方にいたコロニアルスタイルが食い込んだ。1番人気のダイシンインディーは2番手にいたが失速して11着に敗れた。