ファイナルレース

レース展開

サードレディが馬群を引っ張る展開、2番手の位置にゴールドビームが取り付く

サードレディが端をきる形となり、後続との差を1馬身ほど保って一団を引っ張っていく。単独の2番手にゴールドビームが続く。その直後、ジュビラントが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはメモリーバッカス。その1馬身後ろ、ダルバートは中団前め。フユハナビは中団馬群の真ん中を追走。ポートフィリップは中団後方の位置取り。続いて、ウインフルスターが8番手。サクラゴールは後方4番手に控えて前の動きを静観。後方3番手でジックリと運ぶのはハートクレスト。後方2番手の位置でゆったりと構えるのはコパノハミルトン。殿にノーブルアポロンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ファイナルレース、サクラゴールがベテラン馬の矜持を顕示する様な躍動感のある走りで1着ゴールを果たす

先頭はサードレディでリードは1馬身。単独の2番手にジュビラントが続く。その後ろ、サクラゴールが3番手。1馬身離れて、ゴールドビームが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続ける1番人気のサードレディ。そのまま押し切るかに思われたが、絶好位まで進出していたサクラゴールが次元の違う末脚を炸裂させてサードレディを交わすと、最後はクビ差先着してトップでゴールへと飛び込んだ。2着のサードレディから1馬身半差の3着には、2番手の位置から瞬発力に優れた末脚を繰り出した12番人気のジュビラントが入った。そこから4馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたポートフィリップが入線した。2番人気のゴールドビームは先行勢の後ろにいたが最後一杯になって9着に敗れた。