2歳新馬

レース展開

シアトルロッコが一団を率いる展開、そのすぐ後ろにホウライテイオーが取り付く

シアトルロッコがハナを切る恰好となり、リードを1馬身ほど確保して一団を牽引。単独の2番手にホウライテイオーが続く。続いて、イヤダイヤダとダークアイズクロスが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはウォーターヘンリー。その1馬身後ろ、ゲイルファンタジーは中団やや前。サイトラインとマイネシャローナは中団馬群の真ん中付近を併走。カイシュウエルコンとマイネルディレットは中団後方の位置。その直後、シルクアルボーレとヤマカツアイガーが11番手。ウインカーディナルは後方4番手に待機して前方各馬の動きを静観。最後方にブレイリー、ユーロスター、プレシジョンらがいる隊列で最初のコーナーを通過。

行き脚よく端を取ったシアトルロッコが不撓の勝負根性で粘り込んで最後は首差の攻防を制す

先頭はシアトルロッコでリードは1馬身。単独の2番手にホウライテイオーが続く。そのすぐ後ろ、イヤダイヤダとダークアイズクロスが3番手。1馬身離れて、ウォーターヘンリーが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、先頭をひた走るシアトルロッコ。そのままシアトルロッコが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後はグイグイと追い迫ったイヤダイヤダをクビ差で封じて勝利を決めた。2着のイヤダイヤダから半馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置からパワフルな末脚を発揮したウォーターヘンリーが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、11番手で直線を迎えた14番人気のブレイリーが入線、さらにクビ差の5着には、2番手にいたホウライテイオーが食い込んだ。1番人気のウインカーディナルは最後方にいたがあとひと押しが利かず12着に敗れた。2番人気のゲイルファンタジーは中団前目にいたが最後一杯になって10着に敗れた。