白鳥賞

レース展開

ルミナヴァルが後続を引っ張る展開、その直後を進むピエールオレゴン

ルミナヴァルが主導権を奪う形となり、リードを1馬身ほどキープして一団を引っ張っていく。単独の2番手にピエールオレゴンが続く。そのすぐ後ろ、レゲエビーチが3番手の絶好位につける。続いて、スマイルケイは好位に収まる。先団後ろのポジションに付けたのはホクトブルース。その1馬身後ろ、ラインガーラとファサードは中団前め。エドノビートインとゴッドバーグは中団馬群のど真ん中を併走。アシャニンカは中団後方の位置。その直後、ジャティルウィが11番手。ベイステートとダングラールは後方4番手で虎視眈々と機を待つ。後方3番手で腰を落ち着けて運ぶのはキャンディガール。後方2番手の位置でじっとして脚をタメるのはファーマビューティ。殿にエクラシェールがいる隊列で最初のコーナーを通過。

白鳥賞、アシャニンカが中団前目から鮮やかな末脚を爆発させて前の馬たちをきっちりとねじ伏せる

先頭はルミナヴァルでリードは1馬身。単独の2番手にピエールオレゴンが続く。そのあと、レゲエビーチが3番手。1馬身離れて、ラインガーラとスマイルケイが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手から抜け出したのは1番人気のピエールオレゴン。そのまま押し切るかに見えたが、中団前目にいたアシャニンカが異次元の末脚を爆発させてピエールオレゴンを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけて勝利を手にした。2着のピエールオレゴンから2馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置から力強い脚捌きでゴールまで走り切ったラインガーラが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、同じく先行勢の後ろで直線を迎えたスマイルケイが入線、さらに半馬身差の5着には、絶好位にいたレゲエビーチが食い込んだ。2番人気のゴッドバーグは9番手にいたがもうひとつ伸びを欠き8着に敗れた。