3歳未勝利

レース展開

シゲルクンプウが一団を牽引、僅差の2番手にキンショーアパッチが取り付く

ハナに立ったのはシゲルクンプウ。僅かなリードで一団を牽引。2番手にキンショーアパッチが続く。少し間隔を置いて、ミラクルスナークが3番手の絶好位につける。その直後、ボストンガーランドは好位を確保。そこから少し離れたところにエルロドリゴとメルシーギンガが進む。その1馬身後ろ、タケイチホースは中団前目。ホクテンハイトップは中団馬群の真ん中付近を追走。ウォーターゼットンは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、シルキーサーフとカネトシレミグランが10番手。その後ろ、ヘキレキが12番手。ノボリダイナミックは後方6番手で前方各馬を見ながらの競馬。シアトルハンドは後方5番手に待機して機をうかがう。マイネルスピンドルは後方4番手に控えて前の動きを静観。後方3番手で折り合いに専念するのはイスタンブール。少し間が空いて、後方2番手の位置で悠々と構えるのはラフィンムード。しんがりにショウナンタイカイがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ホクテンハイトップが中団前目から強力な末脚を炸裂させて前の各馬をきっちりと交わす

先頭はキンショーアパッチでリードは2馬身以上。2番手にタケイチホースとミラクルスナークが続く。そのすぐ後ろ、エルロドリゴとシゲルクンプウが4番手。1馬身離れて、ボストンガーランドが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手から抜け出したのは16番人気のタケイチホース。そのまま押し切るかに思われたが、中団前目にいたホクテンハイトップがぐいぐいと終いの脚を伸ばしてタケイチホースを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけて勝利した。2着のタケイチホースからクビ差の3着には、4番手の位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったエルロドリゴが入った。そこからクビ差遅れた4着には、途中から先頭に立ったキンショーアパッチが入線、さらにクビ差の5着には、11番手にいたヘキレキが食い込み、1番人気に推されたマイネルスピンドルは中団からジワリジワリと末脚を伸ばしたそこからクビ差の6着に敗れた。