レース展開

トーセンサマンサが集団をリードする展開、直後の位置にケンタッキースカイが取り付く

トーセンサマンサが先手を取る形となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にケンタッキースカイが続く。続いて、エーヴベリーが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはマルカンブロンド。その1馬身後ろ、アトランティスは中団前寄り。オーマイオーマイは中団馬群の真ん中を追走。アイスヴィスタは中団後方の位置取り。その後ろ、ミエノハヤブサが8番手。リュウノアンは後方4番手に控えて前方各馬の出方をうかがう。後方2番手の位置でひっそりと力をタメるのはアルバスドラコとオデンシタ。最後方にムーンローバーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

蕨宿特別、ケンタッキースカイが途中で端を奪って、そのまま後続を抑える見事な立ち回りで5勝目をマーク

先頭はケンタッキースカイでリードは1馬身。単独の2番手にトーセンサマンサが続く。そのすぐ後ろ、アトランティスが3番手。1馬身離れて、エーヴベリーが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭を疾走するケンタッキースカイ。そのままケンタッキースカイが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に3馬身の差をつけて勝利をモノにした。2着には、3番手の位置から堅実な伸びを見せたアトランティスが続き、2着と3馬身差の3着には、中団前目の位置から力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったオデンシタが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えた11番人気のミエノハヤブサが入線した。1番人気のトーセンサマンサは2番手にいたが見せ場なく5着に敗れた。2番人気のマルカンブロンドは後方4番手にいたがいいところなく10着に敗れた。