3歳未勝利

レース展開

マイネルバルドルが全馬を引っ張る形、そのあとを追走するマウンツエンジェル

端をきったのはマイネルバルドル。リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。単独の2番手にマウンツエンジェルが続く。その直後、ステイナインが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはイルマーレとヤマニンブリス。その1馬身後ろ、コスモグランデールとアズキは中団やや前。プリンチペッサとモンテエクリプスは中団馬群の真ん中あたりを併走。ペイトリッツデイ、ハンサムボーイ、シルキーセブンらは中団後方の位置。後方3番手で折り合いをつけるのはディーエスメジャー。後方2番手の位置でゆったりと構えるのはパトリオット。少し離れたしんがりにヴェラカスターニャがいる隊列で最初のコーナーを通過。

プリンチペッサが負けじ心を発揮してゴール前の熾烈な鬩ぎ合いを鼻差で制す

先頭はマイネルバルドルでリードは1馬身。単独の2番手にマウンツエンジェルが続く。その後ろ、イルマーレが3番手。1馬身離れて、ヤマニンブリス、ステイナイン、モンテエクリプスらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先行勢がなかなか止まらない中、依然として先頭で粘り続ける14番人気のマイネルバルドル。そのまま押し切るかに思われたが、中団後方にいた2番人気のプリンチペッサが一歩一歩確実に末脚を伸ばしてマイネルバルドルを捉えると、最後はハナ差だけ先んじて勝利した。2着のマイネルバルドルからアタマ差の3着には、3番手の位置から力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったイルマーレが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、後方3番手で直線を迎えた13番人気のペイトリッツデイが入線、さらにハナ差の5着には、先行勢の後ろにいたヤマニンブリスが食い込んだ。1番人気のモンテエクリプスは先行勢の後ろにいたが失速して12着に敗れた。