3歳新馬

レース展開

クロスレジーナが一団を引っ張る形、そのすぐ後ろにデボラとボルセーナが続く

クロスレジーナが敢然とにハナを切り、リードを1馬身ほど保ってレースを引っ張っていく。2番手にデボラとボルセーナが並ぶ。2馬身以上差があって、ラベルエラベット、サンライズロンドン、ムイらが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、シャインモノリス、ハイダウェイ、ケンブリッジラブらは中団前目。ルアスカリーンは中団馬群のど真ん中を追走。メイショウマチルダは中団後方の位置。その直後、タマカヅラが12番手。少し間隔を置いて、ケイアイワカポノは後方6番手に待機して前方各馬の出方をうかがう。さらに少し差があって、フェアーメロディは後方5番手で前方各馬の出方をうかがう。テイエムドレミランは後方4番手で機を待つ。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはクリノクイーン。後方2番手の位置で悠然と構えるのはルックアップトゥー。少し離れた殿にメロディーロードがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ムイが優れたレースセンスを駆使した鮮やかな取り口で初白星を挙げる

先頭はクロスレジーナでリードは1馬身。2番手にデボラとボルセーナが続く。そのあと、ムイが4番手。1馬身離れて、ラベルエラベットとサンライズロンドンが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続ける2番人気のクロスレジーナ。そのまま押し切るかに思われたが、絶好位にいたムイが鮮烈な末脚を弾けさせてクロスレジーナを交わすと、最後はクビ差先着してトップでゴールへと飛び込んだ。2着のクロスレジーナからハナ差の3着には、中団後方の位置から稲妻のような末脚を発揮したタマカヅラが入った。そこからクビ差遅れた4着には、2番手で直線を迎えた1番人気のデボラが入線、さらに2馬身半差の5着には、中団前目にいたメイショウマチルダが食い込み、さらにそこからクビ差の6着にはルアスカリーンが入った。