レース展開

クレバーテーストが一団を先導、僅差の2番手にストップザタイムが取り付く

クレバーテーストがハナを奪う形となり、半馬身のリードで一団を引っ張っていく。2番手にストップザタイムが続く。その直後、リミットバスターとブラックヴァールが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、パトリックハンサムは中団前寄り。少し空いて、タンゴバイラリンは中団馬群のちょうど真ん中を追走。さらに少し間隔を置いて、カテリーナは中団後方の位置。さらに2馬身以上空いて、ヴィンセドリスが8番手。さらに2馬身以上離れて、ギャンブルルームは後方4番手に待機して前方各馬をうかがいながらの競馬。後方3番手で腰を落ち着けて運ぶのはマイノワール。少し間が空いて、後方2番手の位置でドッシリと構えるのはワレハウミノコ。シンガリにシャドウソニックがいる隊列で最初のコーナーを通過。

藻岩山特別、パトリックハンサムが最低評価に反発するかの様な渾身の走りで波乱を起こす！

先頭はクレバーテーストでリードは1馬身。2番手にストップザタイムとパトリックハンサムが続く。そのあと、ブラックヴァールとタンゴバイラリンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続けるクレバーテースト。そのまま押し切るかに見えたが、2番手にいた12番人気のパトリックハンサムが一完歩ずつ着実に前との差を詰めてクレバーテーストを捉えると、最後はハナ差だけ先んじて勝利を収めた。2着のクレバーテーストからクビ差の3着には、4番手の位置からパワフルな末脚を繰り出したタンゴバイラリンが入った。そこから5馬身遅れた4着には、同じく好位で直線を迎えたブラックヴァールが入線した。1番人気のギャンブルルームは後方4番手にいたがあとひと伸びが足りず5着に敗れた。2番人気のカテリーナは中団後方にいたがいいところなく8着に敗れた。