4歳未勝利

レース展開

カルストンボニータが先頭に立つ展開、そのあとに続くジムクラウンとカネツライアン

カルストンボニータが端を奪う形となり、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。2番手にジムクラウンとカネツライアンが並ぶ。その2馬身以上後ろ、ラージャスターン、スイートマイヒメ、ハイミールらが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、レヴェランス、キョウドーランナー、マイネルマンモスらは中団前め。クイックドロウとアシヤマダムは中団後方の位置取り。カミノイナリとロイヤルロードは後方4番手に控えて他馬の様子を見ながらの競馬。後方2番手の位置でじっと我慢して力を温存するのはボストンリアルオーとハートスローブ。少し離れた殿にセントウテナがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ラージャスターンが並み外れた差し脚を弾けさせて前の馬たちをアッサリとねじ伏せる

先頭はカルストンボニータでリードは半馬身。2番手にジムクラウンが続く。2馬身以上離れて、ラージャスターンが3番手。先行勢から少し離れたところにクイックドロウ、スイートマイヒメ、カネツライアンらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのはジムクラウン。そのまま押し切る態勢だったが、絶好位にいたラージャスターンが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身の差をつけて勝利を物にした。2着には、2番手の位置から矢のような伸びを見せたジムクラウンが続き、2着とハナ差の3着には、逃げ粘ったカルストンボニータが入った。そこから5馬身遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えた1番人気のクイックドロウが入線、さらに5馬身差の5着には、中団にいたマイネルマンモスが食い込んだ。2番人気のカネツライアンは先行勢の後ろにいたが最後一杯になって15着に敗れた。