春風賞

レース展開

シナノクリスが集団を先導、2番手の位置にフォンスヴィーテが取り付く

シナノクリスが敢然と端をきり、後続を1馬身ほど離して一団を牽引。単独の2番手にフォンスヴィーテが続く。続いて、デニールが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはコンスタンツェ。その1馬身後ろ、タカラレモンは中団やや前。トリプルアローは中団馬群の真ん中付近を追走。キタサンツバキは中団後方の位置取り。後方5番手で折り合い重視で運ぶのはビービービージーとテンエイアース。後方2番手の位置でひっそりと力をタメるのはリド。どん尻にダイセイコーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

春風賞、シナノクリスが生得のスピードでハナに立ち、そのまま最後まで脚色緩まずトップでゴールを駆け抜ける

先頭はシナノクリスでリードは1馬身。2番手にデニールとフォンスヴィーテが続く。そのあと、トリプルアローが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、尚も先頭を突き進む2番人気のシナノクリス。そのままシナノクリスが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に2馬身の差をつけて勝利を決めた。2着には、4番手の位置から見事な伸び脚を見せたトリプルアローが続き、2着と1馬身半差の3着には、2番手の位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったデニールが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、同じく2番手で直線を迎えたフォンスヴィーテが入線した。1番人気のビービービージーは後方4番手にいたがもうひと伸びが足りず6着に敗れた。