レース展開

ラスカルグレイが後続を率いる形、2番手に続くトーセンヴェント

前に出たのはラスカルグレイ。後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にトーセンヴェントが続く。その後ろ、ニューヨーカーが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはストロングジェット。その1馬身後ろ、ケンブリッジベストとケイサンパルプンテは中団やや前。エウチアーモは中団馬群のちょうど真ん中を追走。スカイステージは中団後方の位置取り。オーミルーティンは後方4番手に待機して前方各馬をうかがいながらの競馬。後方3番手で腰を据えて折り合い重視で運ぶのはケイブルース。後方2番手の位置でひっそりと力をタメるのはナモンブライアン。殿にワンショットキラーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

待ってました!金沢競馬開幕記念、ニューヨーカーがベテラン馬のプライドを見せる様な力強い走りで先頭ゴールを果たす

先頭はケンブリッジベストでリードは1馬身。単独の2番手にニューヨーカーが続く。その直後、ストロングジェットが3番手。1馬身離れて、ラスカルグレイが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手にいたニューヨーカーが目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に立ち、最後はグングンと追い迫ったストロングジェットをクビ差で封じてトップでゴールに飛び込んだ。2着のストロングジェットから4馬身差の3着には、中団後方の位置からじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったスカイステージが入った。そこからクビ差遅れた4着には、後方4番手で直線を迎えた2番人気のワンショットキラーが入線した。1番人気のケイサンパルプンテは中団前目にいたが見せ場なく7着に敗れた。