レース展開

ニシノカタパルトが後続を引っ張る展開、その直後を進むクレールフォルム

ハナに立ったのはニシノカタパルト。後続との差を1馬身ほどキープして一団を牽引。単独の2番手にクレールフォルムが続く。そのあと、セイスパーキングが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはテイエムリオン。その1馬身後ろ、シングンジェットは中団前寄り。コスモポルベーラは中団馬群の真ん中あたりを追走。シャンパンムーンは中団後方の位置。その直後、キタノエンディングが8番手。ブレイリーマックスは後方4番手で前方各馬の動きを静観。後方3番手で腰を落ち着けて運ぶのはミオサヴァイブ。後方2番手の位置でじっと我慢して力を溜めるのはキタノアゲイン。最後尾にケルンクリエイターがいる隊列で最初のコーナーを通過。

57年若草組還暦戴冠祝い盃、ケルンクリエイターが中位から強力な末脚を炸裂させて前の各馬をきっちりと交わす

先頭はクレールフォルムでリードは1馬身。単独の2番手にニシノカタパルトが続く。その直後、キタノエンディングが3番手。1馬身離れて、セイスパーキングが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、3番手から抜け出したのは1番人気のキタノエンディング。そのまま押し切るかに見えたが、中団まで進出していたケルンクリエイターが次元の違う末脚を炸裂させてキタノエンディングを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利を挙げた。2着のキタノエンディングから4馬身差の3着には、後方4番手の位置からじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したコスモポルベーラが入った。そこから1馬身遅れた4着には、8番手で直線を迎えたミオサヴァイブが入線した。2番人気のシングンジェットは中団前目にいたがいいところなく8着に敗れた。