3歳新馬

レース展開

マドリードが馬群を率いる展開、2番手の位置にスーパーデュネットが続く

マドリードが主導権を握り、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にスーパーデュネットが続く。続いて、サニーシラユリとビーマイレディが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、モガミエチュードは中団前寄り。キリエーワン、タータンチェック、ファイブレインボーらは中団後方の位置。後方3番手で折り合いに専念するのはタカラスマイル。少し差があって、後方2番手の位置で脚を溜めるのはアサヒパシィオン。ポツンと離れたどん尻にブライトステージがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アサヒパシィオンが異次元の決め脚を炸裂させてライバルたちを撫で切り

先頭はマドリードでリードは体半分。2番手にスーパーデュネットが続く。そのあと、サニーシラユリが3番手。1馬身離れて、キリエーワンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、3番手から抜け出したのはサニーシラユリ。そのまま押し切る態勢だったが、後方3番手にいたアサヒパシィオンが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた8頭を交わし、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を収めた。2着には、3番手の位置から突出した伸び脚で猛進したサニーシラユリが続き、2着と3馬身差の3着には、後方4番手の位置からキレのある末脚を繰り出した2番人気のタカラスマイルが入った。そこから3馬身遅れた4着には、2番手で直線を迎えた9番人気のスーパーデュネットが入線した。1番人気のモガミエチュードは中団後方にいたが見せ場なく8着に敗れた。