レース展開

デンバースワンが端に立つ形となり、僅かなリードで一団を先導。2番手にニーマルハヤテが続く。そのすぐ後ろ、トーセンチヨノオーとアウグストウスが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはスピニングマジック。その1馬身後ろ、スイートクラフティは中団前寄り。少し差があって、レオトレンディは中団馬群の真ん中付近を追走。パーシステントガイとタイキシリウスは中団後方の位置。その後ろ、ハセノバクシンオーとイルバチオが10番手。ティエッチダンサーとキングマグワイアは後方4番手に待機して前方各馬の動きを静観。後方3番手で折り合いをつけるのはブランディーグラス。後方2番手の位置で息を潜めて脚をタメるのはトウショウメロス。少し離れた殿にキャッツプライドがいる隊列で最初のコーナーを通過。

御宿特別、スピニングマジックが長所である先行力を駆使した正攻法の競馬で3勝目を手にする

先頭はデンバースワンでリードは体半分。2番手にニーマルハヤテが続く。その直後、スピニングマジック、トーセンチヨノオー、アウグストウスらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、好位にいたスピニングマジックが一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は前に迫る勢いで猛追してきた2番人気のハセノバクシンオーを半馬身退けて勝利を掴んだ。2着のハセノバクシンオーから2馬身半差の3着には、逃げ粘ったデンバースワンが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたスイートクラフティが入線、さらにクビ差の5着には、中団にいたパーシステントガイが食い込んだ。