一般C3五六七

レース展開

ハクシンヴィーナスが隊列を引き連れる展開、2番手を追走するサノカナ

ハクシンヴィーナスが果敢にハナを切り、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にサノカナが続く。続いて、ワンサイドピアスが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはディアブロリンド。その1馬身後ろ、ボストンアプリコは中団やや前。フラットサーブは中団馬群の丁度真ん中を追走。シカイリョーコーは中団後方の位置。そのあと、プリーズが8番手。パトリオータは後方4番手に待機して前の動きを静観。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いをつけるのはエクシード。後方2番手の位置で息を潜めて脚を溜めるのはアルーリングトーン。殿にトレジャードがいる隊列で最初のコーナーを通過。

フラットサーブが古豪の意地を顕示する様な力感溢れる走りで勝利を手中に収める

先頭はサノカナでリードは1馬身。単独の2番手にハクシンヴィーナスが続く。そのあと、フラットサーブが3番手。1馬身離れて、エクシードが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるサノカナ。そのまま押し切る態勢だったが、絶好位にいたフラットサーブが凄まじい末脚を爆発させてサノカナを捉えると、最後はハナ差だけ先んじて1着ゴールを果たした。2着のサノカナから2馬身差の3着には、8番手の位置から瞬発力に優れた末脚を繰り出したパトリオータが入った。そこから3馬身半遅れた4着には、後方4番手で直線を迎えた1番人気のボストンアプリコが入線した。2番人気のシカイリョーコーは中団にいたがいいところなく8着に敗れた。