ファイナルレース

レース展開

ハーディローズが馬群を引き連れる展開、2番手の位置にカズマッカレンが続く

ハーディローズがハナを切る形となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にカズマッカレンが続く。その直後、オーチャードロードが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはエムオーグリッタ。その1馬身後ろ、ラスティユースは中団前寄り。チアフルローズは中団馬群の真ん中あたりを追走。フォルツァンドは中団後方の位置。サウスアメリカンは後方4番手に待機して虎視眈々と機をうかがう。後方3番手で折り合いに専念するのはジュウワンマックス。後方2番手の位置でじっとして脚をタメるのはアルマイナンナ。最後方にブランショセットがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ファイナルレース、エムオーグリッタが古豪の地力を顕示する様な迫力のある走りで勝利数を12に伸ばす

先頭はハーディローズでリードは1馬身。単独の2番手にエムオーグリッタが続く。そのすぐ後ろ、サウスアメリカンが3番手。1馬身離れて、オーチャードロードが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手にいた2番人気のエムオーグリッタが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に4馬身の差をつけて勝利を物にした。2着には、3番手の位置から逸出した伸びを見せた9番人気のサウスアメリカンが続き、2着と2馬身半差の3着には、中団後方の位置から強靭な末脚を繰り出したジュウワンマックスが入った。そこから1馬身遅れた4着には、中団で直線を迎えたラスティユースが入線した。1番人気のフォルツァンドは後方4番手にいたが見せ場なく10着に敗れた。