エメラルド賞

レース展開

リーサムギニーが全馬を引っ張る展開、そのあとを進むゲルタ

端をきったのはリーサムギニー。後続との差を1馬身ほど保ってレースを引っ張っていく。単独の2番手にゲルタが続く。その後ろ、ジュリアスローズが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ペータースは中団前め。マルケイフォルテとジーティーセイントは中団馬群のど真ん中を併走。サンエイキャノンは中団後方の位置取り。後方3番手で腰を据えて折り合いに専念するのはクリンキー。後方2番手の位置で息を潜めて脚をタメるのはシュヴァイゲン。どん尻にキリシマエールがいる隊列で最初のコーナーを通過。

エメラルド賞、ジュリアスローズがテンの加速力を活かした前付けの競馬で　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　初勝利を挙げる

先頭はリーサムギニーとゲルタでリードは1馬身。ジュリアスローズが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、絶好位にいたジュリアスローズが凄まじい末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は後続に1馬身3/4の差をつけて勝利した。2着には、中団前目の位置から物凄い伸び脚を見せた2番人気のジーティーセイントが続き、2着と2馬身半差の3着には、中団の位置から力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったペータースが入った。逃げた1番人気のゲルタは粘りを欠いて4着に敗れた。