ユーカリデビュー

レース展開

テルケンユミトケンが隊列を引き連れる形、その直後にドロシーレガーロが取り付く

テルケンユミトケンがハナを奪い、後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にドロシーレガーロが続く。続いて、ラヴィエベルが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ストックテイキングは中団やや前。バブリーヒーローは中団後方の位置。後方3番手でじっくりと折り合いをつけるのはグリオット。後方2番手の位置でじっとして力を温存するのはヤギリパール。どん尻にエガリテアリエルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ユーカリデビュー、グリオットが負けじ心を発揮してゴール前の熾烈な攻防を鼻差で制す

先頭はテルケンユミトケンでリードは1馬身。単独の2番手にドロシーレガーロが続く。そのあと、ストックテイキングが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続けるテルケンユミトケン。そのまま押し切るかに見えたが、中団後方にいた2番人気のグリオットが次元の違う末脚を炸裂させてテルケンユミトケンを捉えると、最後はハナ差だけ先んじて勝利を挙げた。2着のテルケンユミトケンから約11馬身差の3着には、3番手の位置から生来の敢闘精神でどうにかこうにかゴールまで走り切ったストックテイキングが入った。1番人気のドロシーレガーロは2番手にいたが失速して6着に敗れた。