一般C3十一十二

レース展開

ジツリキワンダーが隊列を先導、その直後にワンダーレーヴが続く

ジツリキワンダーが単騎で逃げる形となり、リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にワンダーレーヴが続く。そのあと、マンハッタンテルスが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ジプタは中団前目。ホウザンサヤカは中団馬群の丁度真ん中を追走。マイネルオラシオンは中団後方の位置取り。その後ろ、アールゴロマキが7番手。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはメロディー。後方2番手の位置で息を潜めて力を溜めるのはエイコオムーン。しんがりにメイショウマサシゲがいる隊列で最初のコーナーを通過。

メロディーが古豪の地力を示す様な迫力十分の走りで久しぶりの美酒

先頭はジツリキワンダーでリードは1馬身。単独の2番手にジプタが続く。そのすぐ後ろ、マンハッタンテルスが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける1番人気のジツリキワンダー。そのまま押し切るかに思われたが、7番手にいたメロディーが次元の違う末脚を炸裂させてジツリキワンダーを捉えると、最後はアタマ差だけ先んじて勝利を物にした。2着のジツリキワンダーから1馬身差の3着には、中団前目の位置から天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したアールゴロマキが入った。2番人気のジプタは2番手にいたがいいところなく4着に敗れた。