レース展開

トレビアンクリールが一団を引き連れる形、そのあとにリリーパークが取り付く

トレビアンクリールが単騎で逃げる恰好となり、後続を1馬身ほど離して一団を引っ張っていく。単独の2番手にリリーパークが続く。続いて、ラディアンテが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはアイルヴィータ。その1馬身後ろ、アンジュパラディは中団前寄り。パッションプリマとタカオスマイルは中団馬群の真ん中付近を併走。ピンクシャウラは中団後方の位置。ミライヘホウショウは後方4番手に待機して進出の機をうかがう。後方3番手で腰を据えて折り合いをつけるのはレッドコート。後方2番手の位置でひっそりと力を温存するのはウインラムセス。最後方にマジックラインがいる隊列で最初のコーナーを通過。

グランシャリオドリーム58、タカオスマイルが捲り気味に進出する積極的なレース運びで4勝目を掴み取る

先頭はリリーパークでリードは1馬身。2番手にトレビアンクリール、アンジュパラディ、タカオスマイルらが続く。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手にいたタカオスマイルが一完歩ずつ確実に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は負けじと抵抗するラディアンテを3/4馬身振り切り勝利を掴んだ。2着のラディアンテからハナ差の3着には、中団後方の位置から息の長い末脚を繰り出した1番人気のレッドコートが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたアイルヴィータが入線した。2番人気のパッションプリマは中団にいたが最後一杯になって12着に敗れた。