クロッカス賞

レース展開

クロスワールドが先頭に立つ展開、そのあとに続くモズタンポポ

先頭を走るのはクロスワールド。後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にモズタンポポが続く。そのすぐ後ろ、シングンオリヴィアが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはボクイケメン。その1馬身後ろ、ムーンヴィグラスは中団やや前。テイエムプリジャンは中団馬群のど真ん中を追走。セルリアンラグバは中団後方の位置取り。フラワーズアートは後方4番手に控えて機を待つ。後方3番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはサイモンバトラー。後方2番手の位置でひっそりと脚をタメるのはサンクエトワール。どん尻にカネミツチャンプがいる隊列で最初のコーナーを通過。

クロッカス賞、サイモンバトラーが途中でポジションを押し上げるメリハリのあるレース運びで下馬評通りの実力を証明

先頭はクロスワールドでリードは1馬身。単独の2番手にモズタンポポが続く。そのあと、サイモンバトラーが3番手。1馬身離れて、シングンオリヴィアが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるクロスワールド。そのまま押し切るかに見えたが、絶好位まで進出していた1番人気のサイモンバトラーが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、逃げ粘ったクロスワールドが続き、2着と1馬身1/4差の3着には、先行勢の後ろの位置から力強い脚捌きでゴールまで頑張ったシングンオリヴィアが入った。そこからクビ差遅れた4着には、2番手で直線を迎えたモズタンポポが入線した。2番人気のムーンヴィグラスは中団後方にいたが最後一杯になって10着に敗れた。