2歳未勝利

レース展開

カラッカゼが後続をリードする形、少し離れた2番手に続くライトザライト

前に出たのはカラッカゼ。後続との差を2馬身以上確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にライトザライトが続く。その後ろ、ブラウンマリンガー、ナポレオン、マイネルヘルックらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、トーセンアイランドとタガノプレアデスは中団やや前。ムーンマジェスティ、ウインベーネ、キッスアフィニティらは中団馬群のど真ん中を併走。オーゴンダークとマリーズランは中団後方の位置。後方5番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはマイネルカサドールとシードパール。少し離れたしんがりにファジーシステムとボンヌジュルネがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ムーンマジェスティが強みである自在性を駆使した隙のない立ち回りで初勝利を挙げる

先頭はカラッカゼでリードは1馬身。単独の2番手にライトザライトが続く。その直後、ムーンマジェスティとマイネルヘルックが3番手。1馬身離れて、ナポレオンとキッスアフィニティが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、好位にいた2番人気のムーンマジェスティが目を見張るような末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は懸命に食い下がるキッスアフィニティを半馬身退けて1着ゴールを果たした。2着のキッスアフィニティからハナ差の3着には、中団前目の位置から瞬発力に優れた末脚を繰り出した1番人気のシードパールが入った。そこから半馬身遅れた4着には、逃げ粘ったカラッカゼが入線、さらに3/4馬身差の5着には、好位にいたマイネルヘルックが食い込んだ。