2歳

レース展開

ハイパーアリュールが全馬を率いる形、その直後に続くフィールザベスコ

主導権を奪ったのはハイパーアリュール。後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にフィールザベスコが続く。続いて、カワテンバッカスが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはエイシンチアーズ。その1馬身後ろ、ヴィクトリアビーチは中団前め。ムジークヘーレンは中団馬群の丁度真ん中を追走。プライムキングダムは中団後方の位置。その後ろ、キャメロンが8番手。ヤマノーブルは後方4番手に待機して前方各馬の出方をうかがう。後方3番手でじっくりと折り合いをつけるのはオーヴイシャイン。後方2番手の位置でじっとして脚をタメるのはニシキエバー。最後方にラブクラーセがいる隊列で最初のコーナーを通過。

オーヴイシャインが早めに進出する積極策で初勝利を挙げる

先頭はエイシンチアーズでリードは1馬身。単独の2番手にオーヴイシャインが続く。その後ろ、ヴィクトリアビーチが3番手。1馬身離れて、ハイパーアリュールが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手まで進出していたオーヴイシャインが目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は懸命に抵抗するムジークヘーレンをクビ差で封じて勝利した。2着のムジークヘーレンから3/4馬身差の3着には、中団の位置から力感溢れるフットワークでゴールまで頑張った1番人気のカワテンバッカスが入った。そこから半馬身遅れた4着には、途中から先頭に立ったエイシンチアーズが入線した。2番人気のラブクラーセは中団前目にいたがいいところなく7着に敗れた。