3歳

レース展開

アントワーヌチヨが集団を引き連れる形、直後の位置にキャンビーエースが続く

アントワーヌチヨが端をきり、後続を1馬身ほど離してレースを引っ張っていく。単独の2番手にキャンビーエースが続く。そのすぐ後ろ、ミスターブルボンが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ノマは中団やや前。カズサハイウェイは中団馬群のちょうど真ん中を追走。ウインリード、ヴィクトリーターフ、プリンセスオブラヴらは中団後方の位置。後方2番手の位置でじっとして末脚を温存するのはダンシングジョーイ。最後方にキョウエイライアンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

カズサハイウェイが中団前目から強靭な末脚を炸裂させて前の各馬をしっかりと交わす

先頭はアントワーヌチヨでリードは1馬身。単独の2番手にプリンセスオブラヴが続く。そのすぐ後ろ、キャンビーエースが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続ける1番人気のアントワーヌチヨ。そのまま押し切るかに思われたが、中団前目にいた2番人気のカズサハイウェイが豪脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を収めた。2着には、逃げ粘ったアントワーヌチヨが続き、2着と1馬身差の3着には、2番手の位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったプリンセスオブラヴが入った。