第73回 ラジオNIKKEI賞 (G3)

レース展開

メイショウヨゾラが全馬を引っ張る展開、そのあとを進むセットアップ

端をきったのはメイショウヨゾラ。後続との差を1馬身ほどキープしてレースを進める。単独の2番手にセットアップが続く。その直後、ミナデオロが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはヤマニンアドホックとジュンゴールド。その1馬身後ろ、シリウスコルトとアレグロブリランテは中団前目。ウインマクシマムとショーマンフリートは中団後方の位置。その2馬身以上後ろ、後方3番手で腰を据えて折り合いに専念するのはログラール。後方2番手の位置でひっそりと脚をタメるのはサトノシュトラーセ。最後方にオフトレイルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ラジオNIKKEI賞、オフトレイルが疾風の如き豪脚を見せて先行各馬を一気に飲み込む

先頭はメイショウヨゾラでリードは1馬身。単独の2番手にミナデオロが続く。そのすぐ後ろ、シリウスコルトとジュンゴールドが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、3番手から抜け出したのはシリウスコルト。そのまま押し切るかに見えたが、最後方にいたオフトレイルが鬼脚を爆発させてシリウスコルトを捉えると、最後はアタマ差だけ先んじてトップでゴールに入った。2着のシリウスコルトから1馬身1/4差の3着には、中団前目の位置から息の長い末脚を発揮したヤマニンアドホックが入った。そこからクビ差遅れた4着には、逃げ粘ったメイショウヨゾラが入線した。1番人気のサトノシュトラーセは中団後方にいたが見せ場なく9着に敗れた。2番人気のウインマクシマムは中団後方にいたがあとひと伸びが足りず7着に敗れた。