大阪城ステークス (L)

レース展開

サイモンラムセスが隊列を率いる展開、2番手を追走するマイネルアウラートとジョルジュサンク

サイモンラムセスが主導権を握る形となり、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。2番手にマイネルアウラートとジョルジュサンクが並ぶ。その直後、カデナ、スピリッツミノル、ケイティクレバーらが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、レッドローゼスは中団前目。トリコロールブルーとアメリカズカップは中団馬群の真ん中あたりを併走。アイトーンは中団後方の位置取り。ナイトオブナイツとランガディアは後方4番手に待機して他馬の様子をうかがいながらの競馬。少し間が空いて、後方3番手で腰を落ち着けて折り合いをつけるのはクリノヤマトノオー。後方2番手の位置でひっそりと末脚を温存するのはボールライトニング。最後方にショウナンバッハがいる隊列で最初のコーナーを通過。

大阪城S、スピリッツミノルが戦前の低い評価をひっくり返す様な激走を見せて勝利を掴み取る

先頭はサイモンラムセスでリードは2馬身以上。2番手にマイネルアウラートとジョルジュサンクが続く。その直後、カデナとケイティクレバーが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、中団前目にいた13番人気のスピリッツミノルが息長く終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は懸命に食い下がる1番人気のトリコロールブルーを半馬身退けて勝利を手中に収めた。2着のトリコロールブルーからクビ差の3着には、後方2番手の位置からキレのいい末脚を披露したクリノヤマトノオーが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、中団で直線を迎えた2番人気のレッドローゼスが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、後方4番手にいたナイトオブナイツが食い込んだ。