4歳未勝利

レース展開

シャトーサウザンドが先陣を切る形、そのあとに続くサンジョージア

シャトーサウザンドが先手を取る形となり、後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にサンジョージアが続く。そのあと、タバサが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはテイエムエンプレス、シンメイビャクダン、ルージュシチーら3頭。その1馬身後ろ、シアトルマッシュは中団前め。ミスズインザスカイは中団後方の位置。フィフスドリームは後方4番手に待機して他馬の様子をうかがいながらの競馬。その少し後ろ、後方3番手でじっくりと折り合いをつけるのはオープンセサミ。さらに2馬身以上空いて、後方2番手の位置でユッタリと構えるのはサザンターボ。ポツンと離れたシンガリにクリノグレースがいる隊列で最初のコーナーを通過。

シンメイビャクダンが負けじ心を発揮してゴール前の熾烈な鬩ぎ合いを鼻差で制す

先頭はシャトーサウザンドでリードは1馬身。単独の2番手にサンジョージアが続く。そのあと、シンメイビャクダンとタバサが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手から抜け出したのはサンジョージア。そのまま押し切るかに見えたが、好位にいた2番人気のシンメイビャクダンが一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばしてサンジョージアを捉えると、最後はハナ差だけ先んじて勝利した。2着のサンジョージアから1馬身3/4差の3着には、逃げ粘ったシャトーサウザンドが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、後方4番手で直線を迎えたフィフスドリームが入線した。1番人気のテイエムエンプレスは中団後方にいたが失速して10着に敗れた。