こじし座特別

レース展開

ハネダティアラとカリスマサンロード

ハネダティアラとカリスマサンロードが並んでハナを切る恰好となり、後続との差を1馬身ほど保って集団を引っ張っていく。エプソムヌーヴェルが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはアイファーチャチャ。その1馬身後ろ、レオテンドラーは中団やや前。キョウエイロンドンは中団馬群のちょうど真ん中を追走。カントリークロップは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、ローマンロベルトが8番手。ウツミロバリーは後方4番手に待機して前方各馬の動きを静観。後方3番手で折り合い重視で運ぶのはカンピオーネ。後方2番手の位置でじっと我慢して力を温存するのはボーイハント。殿にキャニオントラストがいる隊列で最初のコーナーを通過。

こじし座特別、カントリークロップが途中で進出する思い切りのいいレーススタイルで1着ゴールを果たす

先頭はカリスマサンロードでリードは1馬身。単独の2番手にエプソムヌーヴェルが続く。その直後、アイファーチャチャが3番手。1馬身離れて、カントリークロップが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、3番手から抜け出したのは11番人気のアイファーチャチャ。そのまま押し切るかに思われたが、先行勢の後ろにいた1番人気のカントリークロップがとてつもない末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に3馬身の差をつけて勝利を決めた。2着には、3番手の位置から持ち味の我慢強さを発揮して最後まで奮闘した11番人気のアイファーチャチャが続き、2着と3/4馬身差の3着には、中団の位置から力強い脚捌きでゴールまで頑張った2番人気のレオテンドラーが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、後方3番手で直線を迎えたカンピオーネが入線した。