レース展開

シキとファストパスキー

シキとファストパスキーが並んでハナを切る恰好となり、後続を1馬身ほど離して集団を引っ張っていく。アラックが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、アルピナセブンは中団やや前。タギマサダスは中団馬群の真ん中を追走。キタノエモシオンは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、フィールドカーンが7番手。後方3番手で腰を据えて折り合いに専念するのはユニークカラー。後方2番手の位置で息を潜めて脚をタメるのはアルデムラータ。シンガリにジーティービートがいる隊列で最初のコーナーを通過。

いわて北緯40度葛巻町賞、アラックが後続に大差をつける異次元の強さを見せて初勝利を挙げる

先頭はアラックでリードは1馬身。単独の2番手にシキが続く。その後ろ、ファストパスキーが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭を疾走する1番人気のアラック。そのままアラックが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に約14馬身の大差をつけて勝利を手にした。2着には、中団の位置から持ち前のタフさで最後まで敢闘したタギマサダスが続き、2着とクビ差の3着には、中団後方の位置からじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘した10番人気のフィールドカーンが入った。2番人気のファストパスキーは絶好位にいたが最後一杯になって8着に敗れた。