川栄李奈さんがTCKに来場賞

レース展開

ヴィグラスノートが全馬を率いる形、その直後に続くアイピーアカリ

端をきったのはヴィグラスノート。後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にアイピーアカリが続く。そのあと、アントルメが3番手の絶好位につける。その後ろ、ヴェンデドールは好位をキープ。先団後ろのポジションにいるのはウィン。その1馬身後ろ、ヨツバチャンは中団やや前。ヤマジュンロッキーは中団馬群の真ん中あたりを追走。チチブリュウセイは中団後方の位置。その直後、アールビットが9番手。続いて、デゴイチが10番手。ナルノステファニーは後方5番手で前方各馬をうかがいながらの競馬。カハラレインボーは後方4番手で虎視眈々と機をうかがう。後方3番手で折り合いに専念するのはハルサエクレバ。後方2番手の位置で脚をタメるのはスウィフトテイラー。殿にレッドダンクがいる隊列で最初のコーナーを通過。

川栄李奈さんがTCKに来場賞、チチブリュウセイが負けん気を発揮してゴール直前の激しい攻防をアタマ差で制す

先頭はヴィグラスノートでリードは1馬身。単独の2番手にアイピーアカリが続く。その直後、アントルメが3番手。そのすぐ後ろ、ヴェンデドールが4番手。1馬身離れて、ウィンが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続けるヴィグラスノート。そのまま押し切るかに思われたが、中団にいたチチブリュウセイが次元の違う末脚を炸裂させてヴィグラスノートを捉えると、最後はアタマ差だけ先んじて勝利を手にした。2着のヴィグラスノートから2馬身半差の3着には、2番手の位置から天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘した1番人気のアイピーアカリが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、後方3番手で直線を迎えたハルサエクレバが入線、さらに半馬身差の5着には、中団前目にいた14番人気のヨツバチャンが食い込んだ。2番人気のアントルメは絶好位にいたが最後一杯になって8着に敗れた。