シンガポールターフクラブ賞

レース展開

エリーフェアリーが後続を引き連れる形、2番手に続くパドルウィールとジュンスパーヒカル

エリーフェアリーがハナを取り切り、後続との差を1馬身ほど保って一団を牽引。2番手にパドルウィールとジュンスパーヒカルが並ぶ。その2馬身以上後ろ、パフォーマプロミスは中団やや前。グリーンラヴとコウエイワンマンは中団後方の位置取り。後方2番手の位置で悠悠と構えるのはクールオープニング。少し離れた最後尾にエクストレミティーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

シンガポールTC賞、パドルウィールが持ち前の先行力を活かした好位追走の立ち回りで4勝目をつかむ

先頭はエリーフェアリーでリードは2馬身以上。単独の2番手にパドルウィールが続く。少し空いて、ジュンスパーヒカルが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手にいたパドルウィールがきっちりと末脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は後続に4馬身の差をつけて勝利を収めた。2着には、後方3番手の位置から持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたコウエイワンマンが続き、2着とクビ差の3着には、3番手の位置から天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦した2番人気のジュンスパーヒカルが入った。1番人気のパフォーマプロミスは中団後方にいたが見せ場なく6着に敗れた。