2歳未勝利

レース展開

エコロカレンが集団を引っ張る展開、僅差の2番手にミカサとフィリップが取り付く

主導権を握ったのはエコロカレン。僅かなリードで馬群を引っ張っていく。2番手にフィリップとミカサが並ぶ。そのすぐ後ろ、サンダーアラートとサイモンプレジールが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、アムレートゥムとスパイキーボウは中団前寄り。2馬身以上差があって、タンゴノアールは中団後方の位置取り。アイヴィハウスは後方4番手に待機して前方各馬を見ながらの競馬。後方2番手の位置でどっしりと構えるのはリュウノアラスとセンドネージュ。少し離れた最後方にゲームアップロードがいる隊列で最初のコーナーを通過。

サンダーアラートが超凡な差し脚を発揮して前方の各馬他馬を易々とねじ伏せる

先頭はミカサでリードは体半分。2番手にフィリップとサイモンプレジールが続く。2馬身以上差があって、サンダーアラートが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのはサイモンプレジール。そのまま押し切るかに見えたが、絶好位にいた2番人気のサンダーアラートが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利を決めた。2着には、2番手の位置からビュッと切れる脚で猛進したサイモンプレジールが続き、2着と2馬身差の3着には、同じく2番手の位置からゴールまでジワジワと伸びた1番人気のフィリップが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、途中から先頭に立ったミカサが入線した。