2歳

レース展開

アメリカンマックス、ケケ、ティロフィナーレ

アメリカンマックス、ケケ、ティロフィナーレら3頭が並んでハナを切る恰好となり、後続との差1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。グローリアスザッツ、ロンシャンスター、アントニーらが4番手の好位につける。ドンクラージュは中団後方の位置取り。後方5番手で腰を据えて折り合い重視で運ぶのはニシケントレヴィとミノリレディー。後方2番手の位置でじっと我慢して力を溜めるのはゴールドトランプ。殿にフィーヌフルールがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ドンクラージュが負けん性を発揮してゴール手前の激しい戦いをハナ差で物にする

先頭はアメリカンマックスとケケでリードは1馬身。ティロフィナーレが3番手。1馬身離れて、グローリアスザッツとアントニーが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、単独で先頭に立ったケケが粘り続ける。そのまま押し切る態勢だったが、中団後方にいた2番人気のドンクラージュが猛烈な末脚を爆発させてケケを捉えると、最後はハナ差だけ先んじて勝利をモノにした。2着のケケから1馬身差の3着には、同じく逃げ粘ったアメリカンマックスが入った。そこから2馬身遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたアントニーが入線した。