オーストラリアトロフィー

レース展開

クロイゼリンチャンが馬群を先導、直後の2番手にバンザイが続く

逃げたのはクロイゼリンチャン。後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にバンザイが続く。その2馬身以上後ろ、ブレイヴリーが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはイイデフューチャー。その1馬身後ろ、アサクサティアラは中団やや前。キンショータイム、イデア、サイモンラムセスらは中団後方の位置取り。2馬身以上空いて、後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはイサベル。後方2番手の位置でじっと我慢して力をタメるのはビオラフォーエバー。少し離れた最後尾にアウトオブシャドウがいる隊列で最初のコーナーを通過。

オーストラリアT、イサベルが疾風の如き豪脚を披露して前方の馬達を一気にねじ伏せる

先頭はクロイゼリンチャンでリードは半馬身。2番手にバンザイが続く。そのあと、ブレイヴリーが3番手。1馬身離れて、イイデフューチャーが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、3番手から抜け出したのはブレイヴリー。そのまま押し切る態勢だったが、後方3番手にいた1番人気のイサベルが圧倒的な末脚を爆発させ前にいた8頭を交わし、最後は後続に1馬身1/4の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着には、3番手の位置から持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたブレイヴリーが続き、2着と3/4馬身差の3着には、中団前目の位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切った2番人気のアサクサティアラが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたイイデフューチャーが入線した。