2歳新馬

レース展開

マイガールがハナに立つ展開、そのすぐ後ろを進むサクラパリュール

マイガールが端をきり、後続との差を1馬身ほどキープして一団を牽引。単独の2番手にサクラパリュールが続く。その直後、ティップトップとエリーザベストが3番手の好位につける。そのあと、オベーションは好位に取り付く。先団後ろのポジションにいるのはグランソレイユ、ステキナカレン、スイートマルセルら3頭。その1馬身後ろ、ドリームマーチ、アインクラング、グッドクオリティーらは中団やや前。サンドミエシュとアドマイヤシーマは中団後方の位置取り。ティエスリーナは後方5番手に待機して他馬の様子をうかがいながらの競馬。ナッツハッピーは後方4番手で前方各馬をうかがいながらの競馬。後方3番手でジックリと折り合いに専念するのはナムラレモン。殿にコスモスミレとピメレアロゼアがいる隊列で最初のコーナーを通過。

サクラパリュールが持ち味のレースセンスを駆使したスムーズな立ち回りで初白星を挙げる

先頭はマイガールでリードは1馬身。単独の2番手にサクラパリュールが続く。その直後、ティップトップ、エリーザベスト、オベーションらが3番手。1馬身離れて、グランソレイユ、ステキナカレン、スイートマルセルらが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手にいたサクラパリュールがぐいぐいと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は懸命に食らいつく2番人気のオベーションを半馬身退けてトップでゴールを駆け抜けた。2着のオベーションから1馬身半差の3着には、3番手の位置から力強い脚運びでゴールまで頑張ったエリーザベストが入った。そこからハナ差遅れた4着には、同じく好位で直線を迎えたティップトップが入線、さらに3/4馬身差の5着には、先行勢の後ろにいたステキナカレンが食い込み、さらにそこからクビ差の6着には14番人気のスイートマルセルが入った。1番人気のアドマイヤシーマは中団後方にいたが伸びきれず7着に敗れた。