3歳以上500万下

レース展開

オメガグランディスが集団を引き連れる展開、僅差の2番手にキーンソードが続く

オメガグランディスが端をきる恰好となり、半馬身のリードで一団を引っ張っていく。2番手にキーンソードが続く。その少し後ろ、ボストンリョウマが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはイノセンテス。その1馬身後ろ、リターントゥジェムは中団やや前。レディカリビアンは中団馬群の真ん中あたりを追走。デンコウエポック、クラウンザクラウン、マーヴェリックスらは中団後方の位置取り。2馬身以上空いて、後方3番手で腰を落ち着けて運ぶのはナムライットウセイ。後方2番手の位置でじっと我慢して力を温存するのはサトノセレリティ。少し離れたしんがりにアガスティアがいる隊列で最初のコーナーを通過。

リターントゥジェムが中位から優れた決め脚を見せて先行各馬を一気に捉える

先頭はオメガグランディスでリードは半馬身。2番手にキーンソードが続く。その直後、ボストンリョウマ、イノセンテス、レディカリビアンらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手から抜け出したのはキーンソード。そのまま押し切る態勢だったが、中団後方にいた2番人気のリターントゥジェムが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールに入った。2着には、2番手の位置からものすごい伸び脚で驀進したキーンソードが続き、2着と3馬身差の3着には、中団後方の位置から力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったサトノセレリティが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、好位で直線を迎えた1番人気のイノセンテスが入線した。