レース展開

ハンティングギアがレースを牽引、そのすぐ後ろに続くタドマツリ

ハンティングギアが端を取り切り、後続との差を1馬身ほど保って一団を牽引。単独の2番手にタドマツリが続く。その直後、アスランラリーが3番手の絶好位につける。そのあと、イチフジプリンスは好位に取り付く。先団後ろのポジションに付けたのはナックルボーラー。その1馬身後ろ、サンエイコンドルは中団前め。フォルエレナは中団馬群の真ん中付近を追走。キタサンエトワールは中団後方の位置取り。続いて、アンヌマリーが9番手。ブランディングは後方5番手に控えて機をうかがう。ヤサカリアンは後方4番手に待機して進出の機をうかがう。後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはプラヴィーナ。後方2番手の位置でじっとして力を温存するのはディパーチャーズ。少し離れた殿にポンドウェイヴがいる隊列で最初のコーナーを通過。

2003 うまたせ!誕生賞2歳108.5万円以下、ブランディングが中団後方から一際際立つ決め脚を披露して前方の馬達を一気にねじ伏せる

先頭はハンティングギアでリードは1馬身。単独の2番手にタドマツリが続く。その後ろ、サンエイコンドルが3番手。その直後、アスランラリーが4番手。1馬身離れて、イチフジプリンスが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、4番手から抜け出したのはアスランラリー。そのまま押し切るかに思われたが、中団後方にいたブランディングが豪脚を爆発させ前にいた7頭を差し切り、最後は後続に1馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着には、4番手の位置から持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたアスランラリーが続き、2着と1馬身半差の3着には、中団前目の位置からゴールまでジワジワと伸びた1番人気のキタサンエトワールが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、絶好位で直線を迎えた2番人気のサンエイコンドルが入線、さらにクビ差の5着には、2番手にいたタドマツリが食い込んだ。