スカビオサ賞

レース展開

ベストコレクトパリが先陣を切る展開、そのあとに続くライヴケチャップ、レイナバレンティア、コスモピエドラ

ベストコレクトパリが端を奪う形となり、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。2番手にライヴケチャップ、レイナバレンティア、コスモピエドラらが並ぶ。その1馬身後ろ、ノーブルコーストは中団前目。オールドボンバーは中団後方の位置取り。後方2番手の位置でじっとしているのはキトゥンズルンバとオセアマジェスティ。殿にメイショウフラムがいる隊列で最初のコーナーを通過。

スカビオサ賞、オセアマジェスティがキレ味抜群の末脚を爆発させて前の各馬を軽々と交わす

先頭はライヴケチャップとレイナバレンティアでリードは1馬身。ベストコレクトパリが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、4番手から抜け出したのは7番人気のコスモピエドラ。そのまま押し切るかに思われたが、中団後方にいたオセアマジェスティが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に4馬身の差をつけて勝利を掴み取った。2着には、中団前目の位置から持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いた7番人気のコスモピエドラが続き、2着とクビ差の3着には、中団後方の位置から強靭な末脚を披露した2番人気のキトゥンズルンバが入った。1番人気のノーブルコーストは中団にいたが伸びあぐねて5着に敗れた。