シンガポールターフクラブ賞

レース展開

クリストフォルスが後続を引き連れる形、半馬身差の2番手を追走するマルブツフラッシュ

クリストフォルスがハナを切り、僅かなリードで一団を牽引。2番手にマルブツフラッシュが続く。その後ろ、ディープリンクが3番手の絶好位につける。そこから少し離れたところにエイシンハンコックとタマモグレアーが進む。その1馬身後ろ、ラウンドダンス、リュウケン、グランシュヴァリエ、スズノメヒョーらは中団前目。クレヨンルージュ、ワンダーポデリオ、ビッグボス、ユウコンらは中団後方の位置取り。後方3番手で腰を据えて折り合いをつけるのはベルグミサイル。2馬身以上離れて、後方2番手の位置で脚を溜めるのはトーセントゥルー。しんがりにシルキーステラがいる隊列で最初のコーナーを通過。

シンガポールTC賞、ワンダーポデリオがキレ味抜群の末脚を爆発させて前の馬たちを易々とと交わす

先頭はクリストフォルスでリードは半馬身。2番手にマルブツフラッシュが続く。その後ろ、ディープリンクが3番手。先行勢から少し離れたところにエイシンハンコックとタマモグレアーが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、4番手から抜け出したのはタマモグレアー。そのまま押し切るかに見えたが、中団後方にいたワンダーポデリオが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は後続に3馬身の差をつけて勝利を手にした。2着には、先行勢の後ろの位置から印象的な伸び脚を見せたタマモグレアーが続き、2着と2馬身差の3着には、後方2番手の位置から電光石火の末脚を発揮した2番人気のトーセントゥルーが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、逃げ粘ったクリストフォルスが入線、さらに1馬身差の5着には、中団前目にいたグランシュヴァリエが食い込んだ。