奥尻特別

レース展開

サンジャクソンが集団を引き連れる展開、そのあとにダイコーシルバーが続く

サンジャクソンが主導権を奪う恰好となり、リードを1馬身ほどキープして一団を引っ張っていく。単独の2番手にダイコーシルバーが続く。そのすぐ後ろ、バッカナムソングとベストカーンが3番手の好位につける。ノースダコタシチーとミヤマストロングは中団後方の位置。後方3番手で折り合いをつけるのはベターガルソンヌ。シンガリにクリオリエントとグレーアテンションがいる隊列で最初のコーナーを通過。

奥尻特別、ノースダコタシチーが中団後方から優れた決め脚を見せて先行各馬を一気に捉える

先頭はサンジャクソンでリードは半馬身。2番手にベストカーンが続く。その直後、ダイコーシルバー、ミヤマストロング、グレーアテンションらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手から抜け出したのは7番人気のベストカーン。そのまま押し切る態勢だったが、中団後方にいた1番人気のノースダコタシチーがグイグイと終いの脚を伸ばしてベストカーンを差し切ると、最後は半馬身の差をつけてトップでゴールインした。2着のベストカーンから1馬身半差の3着には、3番手の位置から天稟の敢闘精神でゴールまで力走したグレーアテンションが入った。