第60回 木下智史41才春特別

レース展開

エンパシーがハナに立つ展開、そのすぐ後ろを進むアサクサプライド

エンパシーが先頭に立つ格好となり、後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にアサクサプライドが続く。そのすぐ後ろ、ニッセイオーが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ベルメーリャは中団前め。ダイワバースは中団馬群の真ん中を追走。2馬身以上差があって、パリモンマルトルは中団後方の位置取り。続いて、ハヴアサニーデイが7番手。後方3番手で折り合いに専念するのはウッチャリ。後方2番手の位置でひっそりと力を溜めるのはマジカルウインド。シンガリにパルパルパンダがいる隊列で最初のコーナーを通過。

木下智史41才春特別、エンパシーが古馬の地力を見せる様な迫力十分の走りで5勝目を手中に収める

先頭はエンパシーでリードは1馬身。単独の2番手にアサクサプライドが続く。その後ろ、ベルメーリャが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、尚も先頭を突き進む2番人気のエンパシー。そのままエンパシーが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に3馬身の差をつけて勝利を手にした。2着には、2番手の位置から持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したアサクサプライドが続き、2着と1馬身差の3着には、後方3番手の位置から稲妻の如き末脚を繰り出したマジカルウインドが入った。1番人気のベルメーリャは絶好位にいたが失速して7着に敗れた。