タリスマニック賞

レース展開

クィーンズヒルが隊列を引っ張る形、その直後にマーゴットミニモが取り付く

クィーンズヒルが逃げる恰好となり、後続を1馬身ほど離してレースを引っ張っていく。単独の2番手にマーゴットミニモが続く。そのすぐ後ろ、スティールドリームが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはボルゲリ。その1馬身後ろ、ワイドカイゼリンは中団前寄り。マリノフォルテシモは中団馬群の真ん中付近を追走。クーシフォンとクラウォーは中団後方の位置取り。後方3番手で腰を据えて折り合い重視で運ぶのはアルマブレイド。後方2番手の位置で脚を溜めるのはサクセスパルス。最後方にアンドゥーラがいる隊列で最初のコーナーを通過。

タリスマニック賞、スティールドリームが生来のレースセンスを駆使した手堅い走りで断然人気に応える

先頭はクィーンズヒルでリードは1馬身。2番手にボルゲリ、マーゴットミニモ、スティールドリームらが続く。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続ける9番人気のクィーンズヒル。そのまま押し切る態勢だったが、2番手にいた1番人気のスティールドリームが圧倒的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身半の差をつけてトップでゴールインした。2着には、逃げ粘ったクィーンズヒルが続き、2着と1馬身半差の3着には、中団後方の位置から力感溢れるフットワークでゴールまで頑張った11番人気のマリノフォルテシモが入った。そこからクビ差遅れた4着には、後方2番手で直線を迎えたサクセスパルスが入線した。2番人気のマーゴットミニモは2番手にいたが最後一杯になって6着に敗れた。