AIパッカル賞

レース展開

シルクディヴェールが全馬を率いる形、その直後に続くフランシナテソーロ

主導権を奪ったのはシルクディヴェール。リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。単独の2番手にフランシナテソーロが続く。そのあと、テイエムファルクスが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはメイショウポワロ。その1馬身後ろ、スターガールは中団前め。メイズは中団馬群の真ん中を追走。ホワイトアッシュは中団後方の位置。ヒロニャンは後方4番手に待機して機をうかがう。後方3番手で腰を落ち着けて運ぶのはクリノランシャーク。後方2番手の位置で力を温存するのはユキノマリーナ。シンガリにセプテンバーソングがいる隊列で最初のコーナーを通過。

AIパッカル賞、ホワイトアッシュが中位から見事な末脚を爆発させて前の馬たちをきっちりとねじ伏せる

先頭はフランシナテソーロでリードは1馬身。単独の2番手にメイズが続く。その後ろ、シルクディヴェールが3番手。1馬身離れて、テイエムファルクスが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続ける1番人気のフランシナテソーロ。そのまま押し切るかに見えたが、中団にいたホワイトアッシュが目を見張るような末脚を炸裂させてフランシナテソーロを交わすと、最後はクビ差先着して勝利を掴み取った。2着のフランシナテソーロからクビ差の3着には、2番手の位置からパワフルな末脚を披露したメイズが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたヒロニャンが入線した。2番人気のシルクディヴェールは絶好位にいたが最後一杯になって6着に敗れた。